ベランダガーデニングを始めよう/種のまき方
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1、プランターの穴に鉢底網を置きます
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水抜き穴から土がこぼれ落ちないようするためと、プランターの中に虫の侵入を防ぐためです。
アミは「鉢底ネット」という名前で売っていました。
ホームセンターなどで、10p×30pのものが3枚入って100円程度で売っていました。(2005年10月現在)
ひとつ買うとカットしながら使うので、結構使えます。
5センチ四方にカットして使いました。
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プランターの底にずれないように置きます |
2、プランターの底にゴロ土を敷く
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プランターの底から1〜2cmの所までゴロ土を敷きます。
水はけをよくするためのスノコのはたらきをするものです。
あまりつぶれないもの、荒すぎて土が詰まってしまわないものを選びましょう。
発泡スチロールをくだいたものでも代用できます。
※ホームセンターなどで、14リットルで500円程度で売っていました。(2005年10月現在)
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プランターの底にゴロ土をいれます |
3、プランターに培養土を入れる
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プランターの淵から2cmくらい、ウォータースペースを残して培養土を入れます。
ウォータースペースとは、水をあげたときに土がこぼれないように、水がたまる部分のことをいいます。
※培養度はいろいろなものが売っていますが、ポット用培土というものをを使いました。40リットルで980円でした。(2005年10月現在)
ホームセンターの店員さんに相談したら植える野菜にあった培養土を紹介してくれました。
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プランターに培養土をいれます |
4、化成肥料をまぜる
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用土に化成肥料を混ぜます。
用土10リットル当たりラディッシュなら10g、水菜、小松菜、春菊なら20gです。
このとき使う化成肥料は、N-P-Kの割合は8-8-8、が良いです。
※ちなみにホームセンターなどで、700グラムで3400円ぐらいで売っていました。(2005年10月現在)
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培養土に化成肥料を入れてまぜます |
5、棒で深さ1cmくらいの溝をつける。
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「すじまき」の場合は棒で溝をつけます。
小松菜、ほうれん草、みずな、など「葉もの」ならこの方法がようでしょう。
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棒で溝をつけます |
6、タネをまく
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軽く指先でつまんで一ヶ所にあまりかたまらないようにまきます。
※小松菜、ほうれん草など葉ものなら、写真のように「すじまき」がよいですが、大根、白菜など大型の野菜なら、一ヶ所に数粒ずつまく「点まき」にします。
いちばん簡単な「ばらまき」は、タネが多く必要でムラになりやすく注意が必要です。
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種をまきます |
7、土をかける。
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「すじまき」の場合は、溝の上を軽く左右から土を寄せるように土をかけます。
MEMO
タネの上にかける土の量は種類によって違います。
嫌光性種子(芽を出すのに光を必要としないタネ)は、タネの厚みの3倍土をかけます。ナス科、ウリ科、アブラナ科などです。
好光性種子(芽を出すのに光が必要なタネ)は、タネが見え隠れする程度土をかけます。ニンジン、セロリ、レタス、春菊などです。
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土をかけます |
8、たっぷり水をかける
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プランターの底から水が出てくるくらい優しくたっぷり水やりします。
乱暴にかけるとせっかくすじまきしたタネがバラバラになってしまうので、できるだけ優しく水やりします。
発芽するまでは乾かさないように管理します。
発芽後は、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。
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水をやります |
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